こんばんは。K+です。
初期投資シリーズ第4弾。
といってもここまでで必要最低限のものは列挙済み。ざっと復習です。
①体験〜安全装備:64,960円
②服装:14,769円
③釣具:21,332円
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【合計】 101,061円
そう。ここまででざっと10万円ラインなんですね。「10万あったら最低限SUPフィッシングを始められる。」
キリもいいですし、これ以上初期投資はかけたくないというのが多くの人の願いだと思いますが、SUPフィッシングは海面に不安定なボード1枚で浮いているのが常です。ボード上での作業や手順を効率的に安全に行ううえで、揃えておくと便利なものがたくさんあります。私がデビューする前までに揃えたものを中心に紹介していきます。
安全面
セーフティコード
モノの落下防止。モノの命綱ですね。私はSUPに買い物かごを取り付けていますので、その持ち手にいろいろなものをこのコードでつないでいます。プライヤーだけは、着用しているライフジャケットにつないでます。よく使うので。
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6本入っているので結構助かります。
偏光グラス
目を守る意味でも重要ですが、日光の水面反射を押さえて、水面の動きや潮目にいち早く気づくには必要不可欠です。海中に落ちないようにバンドやストラップがあると安心です。
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本当はもう少しいいもの欲しいですが、なんせ必要な道具が多い。そこそこの質でまずは一式揃えることが大事かもしれません。
シーアンカー
これは釣りをしている間に、ボードが流されないようにということで、錨の代わりになるもの。パラシュート的に潮の抵抗を作り、流されにくい状況を作り出すのですが、もちろんそれでもバンバン流されてしまうので、あくまでブレーキ程度だと思った方がいいです。もっと強力な固定力が必要な場合は本物の錨を用意した方がいいかもいしれません。
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補修テープ
万一、SUPに穴が空いた時、応急処置で穴をひとまず塞ぐためのテープは用意しておきましょう。防水性能の高い補修テープを一部切り取ってオフショアまで持っていきましょう。
スコッチ 強力多用途補修テープ(ダクトシールテープ) スリーエム(3M) シールテープ 【通販モノタロウ】 DUCT‐54〜
釣具周辺アイテム
ランディングネット
釣った魚を確実に確保するために、「網」があると心強い。特にSUP上では万一落水させても浮力のあるフローティングタイプなら安心。
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ただ、私一点、この商品については後悔している点が・・・。ランディングした後、ルアーのフックが網に刺さったり絡まったりしやすく(網の材質かな?)、取り外しに時間がかかるんですよね。そうこうしているうちに貴重な時合いを浪費してしまうということにもなっちゃう。
使用するフックをバーブレス(返しなし)にするか、ちがうランディングネットを探すか・・・。今悩んでいます。
フィッシュグリップ
釣った魚の口を掴んでおくためのもの。SUPの上は不安定ですし、そこで魚に暴れられると思いもよらぬ事態に陥ってしまうこともあります。ヒレの棘が鋭い魚種だったらSUPに穴が合いてしまうリスクもあるので、好き勝手暴れさせたくないですよね。安全面を考えてもフィッシュグリップは用意しておきたいところです。
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フィッシンググローブ
たかが手袋、されど手袋。最初は見た目で欲しかっただけでしたが、結構つけてるといいことがあります。魚が暴れて不意にフックが刺さっても痛くない。SUPのフィン取り付けるときに手をハンマーがわりにできる。そして強風や潮の流れが早いときの激漕ぎでもパドルで手にマメができない。(どれもちっちゃいけど・・・笑)
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ただ最近、釣れた魚をいじった翌日、よく洗わずに再度装着したらめちゃ臭くて。手袋が臭いとすごいモチベーションが下がります。これは要注意。どうでもいいけど。笑
魚群探知機
これはSUPフィッシングをやる上では絶対欲しいものですが、いかんせん安いものではありませんので、なかなか手を出しづらいのも事実。広い大海原でどこに魚がいるかというのはある程度目星がほしいところ。しかも深場まで攻めるとなるとなおさら。私はまだ購入していませんので、今回は割愛。
運搬系
自転車用SUPボードキャリア
自転車で海まで行く人は必須です。自転車のボディフレームの径が極端に太くなければ、ほとんどの自転車に装着できますが、SUPボードをこのキャリアに積んだらすべからく自立はできません。みんな、ボードの方へ傾いてキャリアが自転車を支える形になります。(上の写真も一見自立しているように見えますが、向こう側の段差にちょうどよく支えてもらっている格好です。)
最初運転もヨロヨロで不安定だと思います。慣れるまで頑張りましょう。私も最初自宅の止まっている車に激突しました。
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また走行中も横幅の取り方が半端ないです。早朝は道路も閑散としていてまだいいかもしれませんが、帰宅時に邪魔にならないルートを探しておくことも必要だと思います。
徒歩で行ける人は「ドーリー」をご検討ください。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰る、飲み物を海上に持っていく、ロッドラック装着でロッドの持ち運びも兼ねる、など「運ぶ」用途と「保管」用途でクーラーボックスも多くの人がSUPに積んでいます。特に暑さが激しい夏は飲み物が一瞬でホット飲料になってしまうので、必要度がより高まると言えるでしょう。
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魚を持ち帰るのは「ストリンガー」というエラに大型クリップのようなものを通して、魚を生きたまま岸に持ち帰る道具もあります。ロッドラックも買い物かごに自作で作ったロッドラックで十分という人もいます。
結構SUPフィッシングをする人の中でも「ミニマリスト寄り」の人はクーラーボックスなしでストリンガーと買い物かごで完結している人もいる気がします。それぞれ自身の環境にあわせて道具の積み込みや運搬を考えてもらえればと思います。
(私のクーラーボックス)
一見ノースフェイス製のように見えますが、 その上のリンクで購入したシンプルな黒のクーラーボックスにノースフェイスのステッカーを貼っただけです。これよくないですか?笑
もともと5千円程度のクーラーボックスなので、ロッドスタンドをビスで装着してもあまり痛くない。結構自己満足しています。
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このクーラーボックスはホームセンターで売ってる荷締めベルト(4m)でボードにくくりつけて出撃しています。
あ、まだタックルが鱒レンジャーだ・・・。
ちなみに前方の買い物かごはダイソーの400円商品。くくりつけているゴムもダイソーの自転車コーナーで売ってる2本1組のやつです。Aztronの前方のD環エリアにぴったりのサイズ感で、とっても簡単に、それでいてガッチリ固定できます。
K+の初期投資額まとめ④
まず復習。絶対必要なライン。
①体験〜安全装備:64,960円
②服装:14,769円
③釣具:21,332円
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【合計】 101,061円
そして今回。できれば揃えたいもの。
セーフティコード 1,290円
偏光グラス&ストラップ 6,468円
シーアンカー 2,050円
補修テープ 489円
ランディングネット 3,465円
フィッシュグリップ 1,911円
フィッシンググローブ 1,980円
自転車用キャリア 10,890円
クーラーボックス・ロッドスタンド×2 8,871円
買い物かご・自転車ロープ 550円
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【合計】37,964円
総合計:139,025円
結論、SUPフィッシングへの初期投資は約14万。少なくとも私はそれだけかけたということだけわかりました。これ改めて算出するとプレッシャーかかりますね。
ただこれは私の例であって、もっと安く済まそうと思えば安く済むし、もっとこだわろうと思えばいくらでもいいもので始められると思います。この辺は皆さんの財力等も含めてバランスよい判断をお願いします。皆さんがSUPフィッシングを始められる決断の一助になれば幸いです。